今朝の朝日新聞の一面下の書籍広告に秋月辰一郎先生の「長崎原爆記」(日本ブックエース)が載っていて、Amazonの「戦記・体験記」部門で1位と書かれていました。
秋月辰一郎先生は、生まれつきの「敵状心」という心臓が小さい病気を治すために医者になり、マクロビオティックの提唱者である桜沢如一先生と出会って食養で治し、桜沢先生が書かれた「心臓を入れ替える法」の心臓のモデルとなったお医者さんです。
秋月 辰一郎
医師、平和運動家。大正5年(1916)1月3日~平成17年(2005)10月20日。長崎市生まれ。京都帝国大学医学部卒業後、長崎医科大学(現・長崎大学医学部)放射線科の永井隆博士のもとで研究。高原病院を経て、昭和19年(1944)長崎浦上第一病院(現・フランシスコ病院)医長となり、のち病院長。昭和20年8月9日長崎で被爆後、医療のかたわら被爆者問題にとりくみ、被爆体験資料の収集・発掘などにつとめる。長崎の証言の会代表委員、原爆被爆者対策協議会、原爆資料保存会、原爆被災復元調査協議会の役員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
チェルノブイリ原発事故の後でヨーロッパで味噌が流行ったのも秋月先生の影響によるものですが、福島原発事故の放射能汚染対策で秋月先生の著書が脚光を浴び、玄米、味噌、海藻、塩などが再び注目されているようです。
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