2013年5月2日木曜日

醤油の塩分濃度は「塩の重量÷醤油の容量」

(4/23 Facebook投稿)

一昨日、「アースデイ」で「弓削多醤油」の弓削多社長よりお聞きした醤油の塩分濃度について皆さんに知っていただきたく、改めて投稿します。

醤油の塩分濃度は、塩の重量(g)÷醤油の容量(ml)なのです

味噌とか梅干は、(たぶん)塩の重量(g)÷味噌・梅干の重量(g)ですが、醤油は容量なんだそうです。

その理由について弓削多社長いわく、醤油は料理する際に、カップとか大さじとか容量で量るものなので、容量の中に塩がどのぐらい入っているかが分かるようにしたらしいのです。

なるほど!!
 
食品業界に30年以上いて、しかも商品開発歴や品質管理歴が長いというのに、全く知りませんでした。

「手づくり醤油の素」の仕込み時の塩分濃度は、重量で計算すると13.5%なのです。

醤油の塩分は16~17%と若い頃からインプットされていたので、そうか、醤油は仕込み時は塩分が低いけど、樽で仕込んでいるうちに水分が蒸発して塩分濃度が上がるんだ、とすっかり勘違いしてしまい、お客様やお店の方に、ずーっとそのように説明してきたのです。

醤油の比重は1.18なので、13.5×1.18=15.93で、約16%になるんですね(←この計算で合ってるのかなー)。

これが、一昨日のアースデイの最大の収穫です(笑)。

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