2011年5月31日火曜日

「マルカワみそ」の蔵付き麹菌とは?

弊社オリジナル商品の「玄米三五八漬けの素」や新商品の「有機玄米 塩麹の素」に使われている「蔵付き麹菌」についてメーカーのマルカワみそ株式会社河崎宏社長にお尋ねしたところ、以下のとおり、わかりやすく解説していただきました。

原材料:有機玄米麹(蔵付き麹菌)、蒸した有機玄米、海の晶


原材料:有機玄米(蔵付き麹菌)、海の晶

最後から4行目に「多くの蔵元さんに実践してもらいたいので、採取の仕方を話して公開しております」と書かれておりますが、マルカワみそさんの一番の特長である「蔵付き麹菌」のノウハウを企業秘密にせずにオープンにするのは、なかなかできるものではありません。



蔵つき麹菌とは、

1)場所

百年以上も前からこの場所(注:福井県越前市)でみそを作っております。

工場界隈には高い濃度でみその麹菌が住み着いております。

目には見えないものです。

2)採取の仕方

大豆を使って麹菌を取り、そこから胞子(種)を取ります。

すごく簡単なやり方です。

むかしから伝わっていた自家採取の方法です。

手間がかかることから約五十年前には、なくなってしまいました。

ある時に三好基晴氏(注:「買ってはいけない」の著者、医師)がお見えになり、私の父親がむかし行っていたこともあり自家採取の復活が行われました。

平成13年の5月です。

これがきっかけで、始まりました。

最初はみそだけだったのですが、この麹菌で、醤油、お酢、酒、なんとパンまで作れました。

培養はないです。培地などは使いません。

大豆を洗い、水に浸して麹蓋に広げます。これを蔵の中に置きます。

大豆に自然と麹菌が住み着き、その大豆を乾燥させて、冷蔵庫に保存し、使う時に取り出し、米粉と混ぜます。

そうすると大豆の表面についていた麹菌の胞子が米の粉にひっつきます。

篩にかけて大豆と粉とをわけ、大豆はほかして胞子のついている粉を蒸したでんぷん原料にまいてやると、胞子が芽を出して麹菌が繁殖するのです。

野菜の種の自家採取とおんなじです。

在来種とF1とおんなじです。

多くの蔵元さんに実践してもらいたいので、採取の仕方を話して公開しております。

醤油屋さんは自家採取が成功し、もうすぐその蔵の麹菌の醤油が市販されると思います。

画像が小さくてわかりづらいかもしれませんが、添付いたします。



ご参考まで。

2011年5月30日月曜日

「玄米飯炊釜」の炊き方

昨日の夜は「ユルベルト」で帰りが遅くなってしまったので、今朝、「玄米飯炊釜」で玄米ご飯を炊きました。

一晩、水に浸けて、火にかける直前に塩(海の精)を少々入れ、強火にかけます。

3合炊きなので沸騰するまでに10数分かかります。(コンロの火力にもよりますが、1合炊きは5~6分、2合炊きは10~12分かかります)

沸騰すると上蓋の穴から勢いよく蒸気が出て、玄米以外(分搗き米、胚芽米、白米)だと澱粉が溶けてすぐにノリが上がるのですが、玄米の場合はノリが上がるまでに30秒~1分かかります。

玄米以外の場合は沸騰したら火を消すだけなので、ノリがきれいに上がらなくても、いつでも絶品のご飯が炊けるのですが、玄米の場合は、ノリが上蓋の周りにきれいに上がると「フタ」になって圧力がかかり、おいしく炊けるのです。

でも「ノリがきれいに上がる」というのが言葉ではなかなか理解されませんので写真に撮ってみました。

これです!このように「きれいにノリが上がる」と玄米がおいしく炊き上がります。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓



画像をクリックすると拡大します
 



















ノリが上がったら中火にします。

中火といっても、コンロによっても違うし、ガスそのものによっても違いますので、分かりづらいのですが、ノリが下がらない程度の中火です。

あまり弱いとノリがすぐに下がり、下がった後で上がってきません。

もう少し強いと、ノリが下がったり上がったりします。

このぐらいでもいいのですが、もう少し強くして、ノリがしばらく(10~15分)上がりっぱなしぐらいの中火が最適です。

説明書には中火で20~25分と書いてありますが、同じ中火でも上記のように微妙な違いがありますので、時間よりも香りで判断したほうが失敗しません。

好き好きでしょうが、ほんのりおコゲの香りがする直前ぐらいで火を止めるのが好きです。

そのあと、20分ぐらい蒸らして蓋を開け、しゃもじで上下を返してまた蓋をして、5~10分経ってからがおいしいのです。

おひつの効果がありますので、一杯目より二杯目がおいしくなります。

完全に冷めても十分おいしいです。

ご飯のデモ販で冷めたご飯をご試食いただくなんて論外ですが、「玄米飯炊釜」で炊いたご飯は、午前中に炊いたご飯を夕方までご試食いただいくことができるのです。

それでも、おいしい!とおっしゃっていただけます!(^^)!

柏の「ユルベルト」

昨日、大雨の中、女房と一緒に柏の「ユルベルト」の参加店舗に食事に行ってきました。

「ユルベルト」は今回4回目ですが、東日本大震災のチャリティー版ということで急きょ決定したようです。

柏駅周辺のレストランや飲み屋62店舗が参加し、3枚つづり2,200円(うち100円が寄付金)の回数券を買って参加店に行くと、スペシャルメニューがドリンク付きで食べられるというものです。

入ってみたくても、高そうだったり、何を注文していいか分からなかったり、店の雰囲気が分からなかったりで、結局入らずじまいのお店が多いのですが、このシステムだと、とても入りやすいのです。

今回は、3店舗のうち1店舗は「また行ってみよう!」、1店舗は「たまには行ってもいいか…」、もう1店舗は「二度と行かない!」という評価でした。

台風の影響で強風と大雨だったのですが、どのお店も「ユルベルト」のお客様で賑わっていました。




2011年5月29日日曜日

リニア中央新幹線 建設指示!

昨日の朝日新聞朝刊に「リニア建設を指示」「国交相、JR東海に」の見出しで「大畠章宏国土交通相が27日、JR東海にリニア中央新幹線の建設を指示した」そうです。

小見出しに「駅誘致合戦自治体で過熱」、「建設費負担重く」とありますが、本文を隅々まで読んでも、どこにも地震の「地」の字もありません。

今こそ、これからの経済や生活のあり方を根本から見直すべき時なのに、ちょっと無神経すぎやしませんか!

紙面をよくよく見ると、「大阪府知事は早期開通訴え」の小見出しで

大阪府の橋本徹知事は4月、東日本大震災を受けて「大阪・関西が貢献できること」との意見を公表。東京、名古屋、大阪の三大都市圏のネットワーク強化の重要性を指摘。震災時の東海道新幹線の「バイパス」としてのリニアの早期開通を訴えた。

なんと、震災時に東海道新幹線は壊れてもリニアは壊れないという「想定」のようです。

これでリニアも止ったり壊れたりしたら、また「想定外」とでも言うのでしょうか!

関連記事http://www.asahi.com/business/update/0527/NGY201105270026.html

2011年5月28日土曜日

「早稲田自然食品センター」でデモ販

昨日、自然食品店の老舗「早稲田自然食品センター」でデモ販をさせていただきました。

「早稲田自然食品センター」のHPより
 いつものパターンで、「玄米飯炊釜」で炊いた玄米ご飯と七分搗き米ご飯、「玄米三五八漬けの素」で漬けたカブとキュウリをご試食いただきました。

玄米ご飯には一割ほど小豆を入れ、前日の夜から水に漬けていただいたのですが、うっかり品種を確認せずに水加減をいつも通り玄米の倍でお願いして炊いたところ、ササニシキだったので、ちょっとパラっとしたご飯になりました。

でも、「サンスマイル」の無肥料栽培のササニシキと小豆なので味は抜群でした。

三五八漬けはご存じない方がほとんどなのですが、試食されると、皆さん美味しい!とおっしゃられます。

今回はお店のスタッフさんや、他のデモ販業者さんにもお買い上げいただき、とてもうれしかったです。

お昼は「つぶつぶカフェ 早稲田店」が近くにあるというので、寺島真吾店長に連れて行っていただきました。

「早稲田自然食品センター」は東西線の早稲田駅、「つぶつぶかふぇ 早稲田店」は大江戸線の牛込柳町なので、頭の中では全く離れているイメージだったのですが、歩いて数分の距離でした。

「日替わりつぶつぶランチ」を五穀ご飯でいただきました。

「つぶつぶカフェ」のHPより
お店に戻り、デモ販を再開する前にエレベーターで4階へ。

なんと、この日は大阪の「いんやん倶楽部」の梅﨑和子先生料理教室の日だったのです。

昨年5月、まだ海の精に在職中に「いんやん倶楽部」の西川明美社長と梅﨑先生を伊豆大島の工場見学に一泊二日でご案内したことがありました。

竹芝桟橋から東海汽船のジェット船で伊豆大島に渡り、海の精の元町工場を見学し、その後、「ペンションごろんごろん」でおいしい手打ちそばをいただき、千波工場を見学、「ホテル赤門」にご宿泊いただき、翌日は強風の中、三原山の「お鉢めぐり」をした後、「さん吉」で地魚のお寿司を堪能し、ジェット船で熱海港に渡り、ご宿泊のホテルにお送りしてお別れしました。

その時に「早稲田自然食品センター」の4階で料理教室をやっていることをお聞きしていたのでした。

デモ販のことで頭がいっぱいで、そんなことは全く覚えていなかったのですが、「つぶつぶカフェ」に行く際にたまたま「いんやん料理教室」の立て看板が目に入り、先生に再会することができました。

休憩中に生徒さんと一緒にデモ販をご覧いただき、「玄米三五八漬けの素」をおすすめいただきました。

梅﨑先生の著書

デモ販が終わった後、自然食品業界の大先輩である寺島秀雄社長に誘われ、池田部長、寺島真吾店長、寺島大悟副店長の5名で近くのお店でご馳走になりました。

寺島社長は70歳を過ぎてもまだまだ現役でご活躍されています。

お酒も召し上がるし、勉強好きで、いろいろな講演を聞きに行かれるようです。

いつまでもお元気でいていただきたい大好きな大先輩です。

その飲み会の後、西荻窪に電車で移動し、昭和60年頃のオーサワジャパンのメンバーと終電ぎりぎりまで飲むという、とても充実した一日でした!(^^)!

楽しかったせいか、今朝は二日酔いもなく、爽快爽快!


2011年5月25日水曜日

自転車営業のエコな会社

昨日(24日)は下北沢で打ち合わせを兼ねた飲み会でした。

弊社のロゴを作っていただいたり、HPや商品パッケージ、チラシ等をお手伝いいただいているビーフラットオフィスの林崎社長とその仲間で楽しいひと時を過ごしました。

一つ年下で54歳の林崎社長は最近、健康のために板橋のオフィスから自転車で営業しているとのこと、この日もカッコいいドロップハンドルの自転車でした。

ちなみに、板橋から下北沢まで40~50分かかるそうですが、電車より早いそうです。

自転車操業ならぬ自転車営業、健康にもいいし節電にもなり、お洒落でエコな会社ですね。

(またまた写真を撮っていない…)

「タンポポ」さんでデモ販

先週の21日(土)、22日(日)と、家から歩いて数分の自然食品店「タンポポ」さんの創業29年祭でデモ販をさせていただきました。

お店の入口の前に180cmのテーブルを出して、「コーボン」さんと半分っこしました。

いつもの「玄米飯炊釜」で炊いた玄米ご飯と胚芽米ご飯、「玄米三五八漬けの素」で漬けたカブときゅうりのセットでご試食いただきました。

21日はお天気も良く、「三五八漬けの素」の売れ行きが好調で、在庫していただいた10個がなくなりかけたため、家の在庫を取りに帰ったところ、23日発売の「有機玄米 塩麹の素」が届いていたので5袋ほど持って行き、一緒に陳列しました。

22日は朝は晴れていて暑いぐらいだったのですが、午後になって気温が10℃ぐらい一挙に下がると同時に一天にわかにかき曇り、大雨となってしまいました。

21日が暑かったので22日は夏用の薄手のシャツを着ていったのですが、裏目に出てしまい、午後は寒くて震えてしまいました。

「塩麹の素」は試食はなかったのですが、さすがに知名度が高く、そこそこお買い上げいただきました。

一宮社長はお店を創業される前、渋谷の「自然食品センター本店[屋号:天味(テンミ)]に勤められていて、当時、お忍びでレストランに食べに来ていたジョン・レノンとオノ・ヨーコにも会われたことがあるそうです。

お酒を飲まないせいか?記憶力も抜群で、よくいろいろなことを覚えておられ、いつも頭が下がります。

2011年5月24日火曜日

「週刊ポスト」最新号の緊急対策提言

昨日発売の「週刊ポスト」63日号の緊急対策提言。


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(新聞広告の見出しより)

放射能よりはるかに深刻

この夏 被災地を、そして日本を襲う

感染 大爆発!

破傷風が!大腸菌が!ノロウィルスが!

ヘドロと瓦礫と死体が「第二の大量死を招く

「煽らない」本誌が緊急対策提言

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煽るわけではありませんが、これってありそうですね。

放射能対策も含めて、この夏はビールを控えめにして、ちょっと陽性なマクロビオティックを実践したほうがいいかもしれません。

2011年5月23日月曜日

扇風機バブル!?

一昨日の朝日新聞朝刊の経済面に「扇風機バブル」「政府の節電策が後押し」の見出しがあり、読むと、ビッグカメラは前年の45倍、ヤマダ電機は5倍、ダイエーは3.5倍の売れ行きだそうです。

しかしながら、『菅政権が家庭での節電対策のメニューとして「エアコンから切り替えれば50%節電」と呼びかけた』とも書かれています。

なんだエアコンの半分した節電できないんだ、だったら「ウチワ」でいいじゃんって言いたくなりませんか。


5月10日のブログでご紹介した表をよくよく見ると、たしかにエアコンをやめて扇風機にすると50%節電って書いてありました。

それよりなにより身体の中からクールビズするのが一番です。

夏の暑さに耐えられない「暑がり」や冬の寒さに耐えられない「寒がり」の原因の大半は乱れた食生活にあります。

日本の伝統的な食生活に戻して、その土地のその季節の旬の食材を食べれば(身土不二)、環境に適応できる身体になります。

いまこそマクロビオティックの出番ですね。

2011年5月20日金曜日

イトーヨーカドーに蚊帳!

本日、明日のデモ販用品を買いに近所のイトーヨーカドーに行ったところ、エスカレーターを降りた一等地に蚊帳がありました。

(イトーヨーカドー福山店のサイトより)

昭和54年の秋に結婚し、翌年の夏前に蚊対策として蚊帳を買いました。

あの頃は、まだエアコンは一般家庭にはそれほど普及しておらず、寝具売り場には蚊帳がありました。

なげし(長押)のある古い一軒家の借家に住んでいたので蚊帳を吊ることができました。

その後、平成2年に集合住宅に引っ越してからは、6階だったのでほとんど蚊が登ってこなかったことと、網戸があったこと、蚊帳を吊ろうにも長押がなかったので、蚊帳は使わなくなってしまいました。

それが、久しぶりに出会った蚊帳は、天井から吊るすタイプとテント式の2種類があり、天井から吊るすタイプは天蓋(てんがい)型といい、シングル~ダブル対応2,900円、テント式はシングルが4,900円、ダブルが5,900円とお手頃価格です。

(イトーヨーカドー八王子店のサイトより)

キャッチコピーは「今年は冷房をOFFにして蚊帳デビュー! 日本に夏チエ」でした!

今年の夏は麦茶、そうめん、キュウリ、スイカ、ビールが売れそうですね。

2011年5月19日木曜日

「ろばや」さんで玄米飯炊釜の試食会開催!

知る人ぞ知る、武蔵小金井の、あの「ろばや」さんで、玄米飯炊釜の試食会を開催していただけるとか!


なんとなく、「玄米飯炊釜」で検索していたら、ろばやさんのブログを発見!

今週末の21日(土)、22日(日)だそうです。

行きたいけど、家の近くの「たんぽぽ」さんで玄米飯炊釜のデモ販をすることになっているので行けません(>_<)

お近くの方はぜひどうぞ!



あ、ブログをさかのぼって見ると、玄米飯炊釜の試食会は初めてではなかったのですね。

http://blog.goo.ne.jp/robaya_shop/e/9e0e88611c91ca7cf7823e4179b3eccd

http://blog.goo.ne.jp/robaya_shop/e/f275c3ffdc265578277dfa94861e9d30

http://blog.goo.ne.jp/robaya_shop/e/42d0cc55469f44c2480a6474db2cd0da

炭パワーおそるべし!

昨日の夕方、ご飯を炊こうとして玄米飯炊釜に米をしかけたところ、突如としてメニューが変わり、主食がうどんになってしまったため、「ご飯は明日の朝に炊こう」と米を水に漬けたままにしておきました。

炭化焼き締め焼成法により釜の内側は炭

今朝、火にかける前に釜の蓋を開けて匂ってみると、プーンとすえた匂いがするではありませんか?

水を取り換えればいいのですが、この匂いが飯炊釜の炭で浄化されるかどうか試してみたくなり、そのまま炊くことにしました。

強火にかけて10分ぐらいで沸騰したのですが、湯気の香りをかぐとやっぱり臭い!

洗えばよかったかなーと反省し、火を止めて待つこと20分。

蓋を開けてみると、なんと匂いがしない!

味もおいしい!

炭パワーおそるべし!

2011年5月18日水曜日

秋月辰一郎著「長崎原爆記」がAmazon1位!

今朝の朝日新聞の一面下の書籍広告に秋月辰一郎先生の「長崎原爆記」(日本ブックエース)が載っていて、Amazonの「戦記・体験記」部門で1位と書かれていました。


秋月辰一郎先生は、生まれつきの「敵状心」という心臓が小さい病気を治すために医者になり、マクロビオティックの提唱者である桜沢如一先生と出会って食養で治し、桜沢先生が書かれた「心臓を入れ替える法」の心臓のモデルとなったお医者さんです。

秋月 辰一郎
医師、平和運動家。大正5年(1916)1月3日~平成17年(2005)10月20日。長崎市生まれ。京都帝国大学医学部卒業後、長崎医科大学(現・長崎大学医学部)放射線科の永井隆博士のもとで研究。高原病院を経て、昭和19年(1944)長崎浦上第一病院(現・フランシスコ病院)医長となり、のち病院長。昭和20年8月9日長崎で被爆後、医療のかたわら被爆者問題にとりくみ、被爆体験資料の収集・発掘などにつとめる。長崎の証言の会代表委員、原爆被爆者対策協議会、原爆資料保存会、原爆被災復元調査協議会の役員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


チェルノブイリ原発事故の後でヨーロッパで味噌が流行ったのも秋月先生の影響によるものですが、福島原発事故の放射能汚染対策で秋月先生の著書が脚光を浴び、玄米、味噌、海藻、塩などが再び注目されているようです。

2011年5月17日火曜日

柏市は放射能ホットスポット!

4月末に中野区に住む長男から、「柏市は放射能が高いけど大丈夫?」と聞かれたことがありましたが、「まー中野区に比べれば福島に近いから多少は高いだろー」ぐらいの認識しかありませんでした。

ところが、昨日、知り合いから「柏市は放射能のホットスポット」との話を聞き、さっそくネットで調べてみたところ、何と、福島の南相馬とか白河並みではありませんか!


2011年5月15日日曜日

身体の中からクールビズ!

先ごろ、環境省がスーパークールビズを提唱しました。
 クールビズは日本の環境からして推奨すべきことですが、併行して食生活を変えて身体の内側からクールビズする必要があるでしょう。

マクロビオティックで言うところの「身土不二=その土地のものをその季節に食べること」を実践することにより、身体は夏向きに暑さに適応できるようになります。

エアコンのなかった子供の頃(昭和30年代)、真夏の飲み物の定番は麦茶、食後のデザートやオヤツはよく冷えたスイカでした。

そうめんもよく食べたし、近所の駄菓子屋さんの一杯10円のかき氷も夏の風物詩でした。

お昼ごはんが終わると、家の中の一番涼しいところでゴロンと昼寝タイム。

夜は窓を開けっ放しにして蚊取り線香を焚き、蚊帳を吊って寝ていました。

常温で過ごすための知恵が満載。

クールビズなんて浅知恵を使わず、食生活も含めて生活全般を見直し、もう一度おばあちゃんの知恵を復活させる時代到来です。

路上ライブの仲間がマクロビオティック

昨日、「あらいぐま」さんの試食会の帰り、柏駅で降りて、ちょっと寄り道したところ、駅前のビッグカメラの1階の駐輪場の前で師匠が歌っていました!

ブルースハープも持っていないし、玄米飯炊釜が重いし、いったん家に帰ってから、また来ることにしました。

四週間ぶりの路上ライブ、よく冷えたエビスビールで乾杯!

終わってから呼び出した師匠のお友達と一緒に飲んだのですが、初めて出会う30歳の彼が何とマクロビオティックをよーくご存じで、オーサワジャパンのこととか、アリサンとか、ミトクとか、マクロビオティックのマニアでないと知らないような単語がぽんぽん飛び出し、面白いひと時を過ごさせていただきました。

その彼の鉄板奏者とのライブがこれ!

http://www.youtube.com/watch?v=6k6PuoGW1tI&feature=related

前衛音楽?芸術?

ちょっと理解不能な音楽ですが…。

「あらいぐま」さんで試食会開催

昨日、目黒区武蔵小山の自然食品店「あらいぐま」さんで試食会を開いていただきました。


玄米飯炊釜」で炊いた玄米ご飯と五分搗きご飯、
玄米三五八漬けの素」で漬けたカブとキュウリ、
有機玄米 塩麹の素」で作った塩麹のお吸い物、
「あらいぐま」の遠藤社長が「塩麹」だけの味付けで作った有機栽培のケールの炒め物、
をお出ししました。

お店の奥の会場は、元レストランだったので厨房は業務用仕様で、とても使いやすいです。

参加者は10名。

みなさん、熱心にお話を聞いていただき、質問も次から次へといただきました。

塩麹のお吸い物は、ちょっと塩麹を多く入れ過ぎてしょっぱめだったのですが、初めて味わうせいか、みなさん美味しいとおっしゃっていただけました。

発芽玄米雑炊」4種の味比べもしていただきましたが、おおむね好評でした。

実際に3/11に帰宅難民となって雑炊が役立ったお話をして、災害時の非常食として備蓄をおすすめいたしました。

また、いつ何が起きるかわからないから、外出時にバックに1~2袋入れておくといいですよとお話し、バックに入れてある雑炊やペットボトルのお茶、懐中電灯、警笛、防寒用アルミシート、携帯電話用ソーラー充電器、電池式充電器、等をお見せしました。

万一のことを考えると、多少重くてもなんのその!ですね。

地震

このところ、規模は小さいながらも、地震の回数が増えていませんか?

昨日の朝も柏で震度2の地震が2回ありました。

311日の大震災のあと、ネットで気象庁の地震データを見ることが増えたのですが、改めて見ると、相変わらず全国各地で毎日発生しているのですね。

日本が火山国であり地震列島であることを再認識させられます。

そんなところに原発が56基も…。

2011年5月10日火曜日

陰陽ライフ・オリジナル『有機玄米 塩麹の素』新発売!

いま話の“塩麹”は、米麹と塩と水を混ぜて熟成発酵させた万能調味料&漬け物床です。

三五八漬けのように野菜を漬けることもできますし、西京漬けのように魚や肉を漬けることもできます。

また、塩代わりに使えば、塩味に旨味がプラスされた万能調味料となります。


【これだけ注目されています】

1.3月9日の NHKテレビ「ゆうどきネットワーク」で「生活向上委員会 ~魔法の万能調味料・塩麹~」と題し、塩麹の作り方やレシピ(ハンバーグ、ぶり大根)が紹介されました。

2. TBSテレビ「はなまるマーケット」で
  34日「塩の魅力再発見」と題し、塩麹タコの塩麹カルパッチョ塩麹の漬け物豚肉の塩麹漬けが紹介されました。
  422日「麹&酒粕」と題し、塩麹、塩麹の漬け物、塩麹のステーキが紹介されました。

3.  朝日新聞で
  213日「暮らし達人 モンジロー」で「麹パワーでおいしく」と題して、塩麹の作り方やレシピが紹介されました。

4.  書籍で
    池田書店より125日に、イラストレーターの おのみさ さんの「麹のレシピ」が発行されました。
 
  農文協より215日に、タカコ・ナカムラさんの「塩麹と甘酒のおいしいレシピ」が発行されました。

  クロワッサン410日号で「免疫力をアップする、発酵食のすすめ。」と題し、塩麹の作り方やレシピ4頁にわたって紹介されました。



・「いきいき」6月号の「ごはんを変えるひと工夫」の特集で、「発酵パワー塩麹」「話題の万能調味料」「素材のうま味がぐんとひきたつレシピ付き」と紹介されました。

【陰陽ライフ・オリジナル「有機玄米 塩麹の素」とは?】

塩麹は米麹と塩と水があれば簡単に作ることができます。

だったら、米麹と塩を買って作ればいいんじゃないの?とおっしゃるかもしれません。

確かに、市販の乾燥麹でおいしく作ることもできます。

でも、「玄米三五八漬けの素」と同じように、「マルカワみそ」の“蔵付き麹菌”にこだわりたかったのです。

“蔵付き麹菌”とは、「マルカワみそ」の味噌蔵に棲みついている野生の麹菌を自家採取して培養したもので、純粋培養された単一の麹菌とは違い、自然界に存在する4種類の麹菌が共生しているという希少なものなのです。

また、加熱殺菌をしておりませんので、あえて伊豆大島産の国産天日塩“海の晶”を使いました。
【作り方】

1.  ボウルに「有機玄米 塩麹の素」1袋(270g)を入れ、塩と麹がよくなじむように両手でしっかり混ぜ合わせます。

2.  水(アルカリ性でないもの)200250㏄を入れ、さらに両手でよく混ぜ合わせます。

3.  大きめの保存用容器に移し、蓋をゆるめた状態で、毎日一度はかきまぜ、いつも水がひたひたになるようにして、常温で1週間から10日ほど置きます。

4.  塩と麹がなじみ、ほんのり甘みが出たら完成。冷蔵庫に保管し、半年ぐらいで使い切ります(保管中はかきまぜる必要はありません)。

エアコンなし 節電効果50%

昨日の朝日新聞の朝刊の1面に「エアコンなし 節電効果50%」のタイトルで家庭での節電メニューと節電効果が紹介されていました。

「テレビ:必要なとき以外は消す」節電効果2%、「温水洗浄便座:コンセントからプラグを抜く」節電効果5%に対し、エアコンはメニューが3項目あり、「すだれ、よしずなどで日差し緩和」10%、「設定温度を28℃を目安に2℃上げる」11%、「扇風機を使い、エアコンを使わない」は何と50%でした。



この円グラフは「日本の家庭の電力消費の内訳」だそうです。


子供のころ(昭和30年代)、エアコンはおろか、テレビも冷蔵庫も洗濯機もない時代がありました。

照明は部屋が広くても40ワットぐらいの裸電球で、廊下とかトイレは10~20ワットが当たり前でした。

それでも、何の不便もなく、楽しく暮らしていました。

節電なんて、ほんの数十年前の生活に戻ればいいだけのこと。

電気なんて、夜の明かりぐらいで十分なのかもしれません。

エアコンなんて、ないほうが身体にもいいのは明らかですし…。

それこそ、マクロビオティック=身土不二の生活が実践できますね。

テンちゃん、ブルースを歌う

飲み仲間とのメールのやり取りの中で、プロのブルースハーピストの話題になり、「いやー、最近、飼い犬のテンちゃんが、ブルースハープの練習を始めると飛んできて、一緒に大声で歌うんで、近所迷惑になるから練習できないんですよー」って話になり、ビデオカメラのデータを送るワザは持っていないので、デジカメで映像を撮って添付して送ればいいんだ、とデジカメと三脚をセットしてハープを吹き始めたところ、案の定、すぐに飛んできて、初めて映像に収めたのでした。

さぁ、メールに添付して送ろうとしたところ、なんと、ほんの30秒ぐらいなのに40MBもあり、圧縮して送るワザも持ち合わせていないので、「あ、そうだ、Youtubeに投稿すればいいんだ!」と投稿したこともないのに、チャレンジしたところ、簡単カンタン!
晴れて、テンちゃんはYoutubeでデビューを果たしたのでした。

誰かスカウトしてくれないかなー。

2011年5月7日土曜日

タカコ先生の教えの成果

いま家には三つの塩麹があります。

一つめは3月に仕込んだ玄米麹の塩麹で、ただ水を混ぜただけのもの。

二つめは4月21日のタカコ・ナカムラホールフードスクール『塩麹講座<入門編>塩麹をつくろう』でしっかり手間をかけて作った白米麹の塩麹。

三つめは4月27日にタカコ先生の教えに従って両手で揉むように時間をかけて混ぜ合わせた、まだ熟成中の玄米塩麹。

臭いを比べたり、舐めて味を比べたりはしていますが、料理で3種類を比べたことはありませんでした。

かと言って、どんな料理が比べやすいのかピンとこなかったのですが、一つめと二つめが残り少くなってきたせいか、「そうだ、お吸い物にしよう」とやっとひらめき、ダシを取って、器を三つ並べ、3種類の塩麹を小さじ2杯ずつ入れて熱々のダシを注ぎ、味比べをしてみました。

すると、一つめの、ただ水を混ぜただけの玄米塩麹はお吸い物としては失格で、お世辞にもおいしいとは言いがたい味でした。

以前、一度だけ同じ玄米塩麹でお吸い物を作ったときは十分おいしかったのですが、比べてしまうと違いは明らかでした。

二つめの白米塩麹と三つめの玄米塩麹は、ベースの味は共通していて、白米麹はあっさりした上品な味、玄米麹は濃厚で香ばしい風味で、どちらもおいしかったです。

同じ塩麹でも手間をかけるだけで全く別物になってしまうのですね。

恐るべしハンドパワー!

文字通り“手抜き”はダメなんですね。

もう一つ決定的な違いは、一つめのただ水を混ぜただけの玄米塩麹の熟成中、かき混ぜてもかき混ぜても麹が浮いて水と分離したのですが、二つめと三つめは全く分離しなかったことです。

手をかけることで、初めから違っていたのでした。

タカコ先生、ありがとうございます!

2011年5月6日金曜日

塩麹料理 中華風

昨晩の塩麹料理は、生姜があったので、ちょっと中華風にチャレンジしました。

フライパンにゴマ油を入れて、人参の千切り、玉葱の回し切り、エビのむき身をよく炒め、キャベツのザク切りを入れてサッと炒めて、塩麹とコショウ、生姜の搾り汁で味付けしてみました。

とってもよく合います。

ご飯のおかずにも酒の肴にもなります。

昨日は、ちょっと暖かかったので、先にビールを飲んで、そのあと日本酒にしたのですが、どちらにもよく合いました。

あ、また写真を撮ってない…(泣)。

2011年5月5日木曜日

「玄米飯炊釜」で炊き込みご飯

玄米飯炊釜」の炊き込みご飯は、これまで、自然食品の「炊き込みご飯の素」を使ってみたり、塩麹キノコの炊き込みご飯を作ったことはありましたが、今回は「山菜炊き込みご飯」にチャレンジしてみました。

cookpadのレシピを参考にして、自然食品の「山菜の水煮」に人参の千切り、油揚げ、干しシイタケ、昆布を入れ、調味液として醤油、本みりん、純米酒を入れました。

もちろん、砂糖やだしの素は使いません。

米は精米したての胚芽米です。

前回の塩麹キノコの炊き込みご飯では、ちょっと水が多めだったので、今回は水を少なめにして炊いてみました。

強火にかけて、沸騰して火を止めましたが、具が入っているせいか、ノリはあまり上がりませんでした。

20分ほど蒸らして蓋を開け、シャモジでざっくり混ぜて、また蓋をして10分ほど待ちました。

玄米飯炊釜は「おひつ効果」がありますので、炊きたてより、ちょっと置いたほうが水分が適度に抜けておいしいのです。

水分もちょうどよく、絶品の炊き込みご飯ができあがりました。

とってもおいしく、残りご飯を翌日楽しみにしていたのですが、娘に食べられてしまいました。

さて、問題は、今回、醤油を多めに使いましたので、次に普通のご飯を炊いた時に味や臭いが移るかどうかでしたが、全然問題ありませんでした。

以前、窯元に連れて行っていただいた仙台の「割烹 三太郎」では特注の飯炊釜でおいしい釜飯を出しています。

明日から営業再開とのこと、仙台に行かれたら、ぜひお立ち寄りください。

2011年5月4日水曜日

レイソル4連勝ならず!

実は、サッカーも野球も全く興味はないのですが、地元びいきというか、新聞のスポーツ欄は、レイソルの結果と、大リーグの日本選手の結果と、高校野球開催中は出身高校の結果、それだけは見てしまいます。

レイソルは昨日の試合で負けて2位に落っこちてしまいました!

真弓定夫先生の講演会

前述の「さらさらきれい茶」の発売元 株式会社シーロン主催による真弓定夫先生の講演会が6月12日(日)に我孫子で開催され、弊社も後援させていただくことになりました。


御年80歳、まだまだ現役でご活躍です。

詳しくは下記のチラシをご覧ください。

http://www.shilong.co.jp/about/pdf/110425mayumi.pdf

「さらさらきれい茶」のよもやま話

平成13年だったと記憶していますが、日本CI協会が主催したマクロビオティック医学シンポジウムの会場のロビーで、マクロビオティック医学研究会のメンバーだった静岡県磐田市の田村歯科医院の田村享生先生に呼び止められ、「花井さん、マクロビオティックをしなくてもマクロビオティックをやったのと同じ効果が出るお茶があるよ!」と「さらさらきれい茶」を紹介されました。


「さらさらきれい茶」というネーミングもふざけたイメージだったし(笑)、「そんなバカな!」とその時は相手にしなかったのですが…。

(中略)

食べた糖分の3割が吸収されずに大腸へ行き、乳酸菌などの善玉菌のエサになって腸内環境がよくなり、免疫力がアップして健康になり、その結果、太りすぎている方は健康に痩せ、痩せすぎている方は健康に太るといわれています。

昨年8月から、外出する際は必ず「さらさらきれい茶」をペットボトルに入れて持ち歩いていますが、おかげで朝の便りが快調で、最近は塩麹料理を頻繁に食べるせいか、一段と量が多くなったようです。

たぶん、塩麹料理だけでもお腹がよくなるのでしょうね。

2011年5月3日火曜日

三五八漬けの漬け方・切り方

昨年秋から自然食品店で30回ぐらい、「玄米飯炊釜」で炊いたご飯と「玄米三五八漬けの素」で漬けたカブやキュウリのセットでデモ販をさせていただいています。

以前は前日の夜に漬けて持っていくことが多かったのですが、そうすると、デモ販当日の午前中はよくても、午後になるとしょっぱくなってしまい、お客様から「しょっぱいねー」と敬遠されてしまいます。

いくら自然食品店でも、しょっぱい味を敬遠される方は多くいらっしゃいますので、漬かり過ぎは避けなくてはいけません。

そこで、最近は当日の朝に漬けて持っていくようにしています。

それでは浅漬けすぎるのでは?と疑問を持たれるかもしれませんが、野菜の切り方と漬け方でどうにでもなることがわかりました。

デモ販で評判がいいのはカブの漬け物ですが、ご試食いただく時間によって、丸ごと漬ける場合と半分に切る場合、1/4に切る場合と、使い分けをします。

小さめのカブを丸ごと漬けると7~8時間後とか、大きめのカブを半分に切って漬けると5~6時間後とか、中ぐらいのカブを1/4に切って漬けると2~3時間後とか、です。

こうすることによって、朝から晩まで同じような漬かり具合の漬け物をご試食いただけるわけです。

回転がよくない場合は、ちょうどよい漬かり具合で床から出し、別の容器に入れて冷蔵庫に入れてしまいます。

これは家庭でもできることなので、ぜひ応用してみてください。

塩麹もおいしいのですが、塩麹は使い切りなのに対し、三五八漬けは床と塩を補充すれば、ずーっと使えますし、野菜のエキスが混じっていますので、漬け物としては三五八漬けのほうが好きですね。


「発芽玄米雑炊」のよもやま話

昨年8月の営業開始と同時に「発芽玄米雑炊」の「醤油味」と「中華味」を発売しました。

この時、高校の同級生の掲示板に独立の挨拶を投稿したのですが、そこにも書いたように、この雑炊は、歳を取って「玄米飯炊釜」が持てなくなった時のことを考えて開発したものです。

冗談じゃなく、本当です(笑)。

いまは老健施設に入っている87歳のオフクロも、家にいた時は、雑炊を作ってくれているコジマフーズの「玄米粥」や「玄米クリーム」をしょっちゅう食べていました。

でも、お粥やクリームでは味気ないので、味の付いた雑炊にして野菜もたっぷり入れ、飽きないように「味噌味」と「カレー味」も追加して、4種類にしたのでした。



この雑炊のいいところは、レトルトなのでそのままでも食べられることです。

昨年の夏の猛暑の中、家でデスクワーク中にちょっとお腹がすいた時、封を切ってすぐに食べられるので、とても重宝しました。

それから、3月11日の地震の際も、鎌倉で被災し、バスで戸塚まで行けたものの電車が止まり、帰宅難民となって近くの小学校の体育館で一晩お世話になったのですが、たまたま営業用に持っていた「発芽玄米雑炊」4種×1袋がバッグに残っており、翌日の昼過ぎに柏の家にたどり着くまで、3袋を食べただけで、何も買わずにすみました。

いつもペットボトルに入れて持ち歩いている「さらさらきれい茶」が100ccほど残っていたのですが、飲んだのは翌日の満員電車で大汗をかいた時に飲んだぐらいで、それまでは「雑炊」で水分補給ができたので、ほとんど飲まずにすみました。

発芽玄米と野菜がたっぷり入っていて、塩分も水分も取れるので、これだけでバランスの取れた食事になります。

非常時には食品の調達が難しくなりますので、一つのもので用が足りるのはとても助かります。

また、喉が乾きにくいのも、非常時にはとても重要なことです。

避難所の体育館には数百名が避難しており、ストーブが3台あったのですが、とても寒く、手足をこすりながら横になっていました。

夜中の2時頃にようやく毛布が配られ、2時間ぐらい寝ることができたのですが、明け方には寒くて目が覚めました。

途中、お腹がすくと、雑炊の封を開け、口に流し込むだけでお腹を満たすことができましたが、雑炊のおかげか、体調を崩すこともありませんでした。

元々、雑炊の用途として災害時の非常食も考えていましたが、地震後は、備蓄用のほか、持ち出し用の非常袋や外出時に携行することをおすすめしています。

一般の防災用品の非常食は、普段は食べることがなく、だいたい賞味期限切れになって捨ててしまうものですが、雑炊の場合は、インスタントラーメンと同じように日常食として食べることができますので、在庫を無駄にせず、回転させることができます。

女房からは、まだ何があるかわからないから半年分ぐらい在庫しておいてよ、と言われています。

首都圏で大地震が起きるとライフラインが2週間は止まると言われていますが、その間はそのまま食べられるレトルト食品で、しかも、ご飯と野菜と塩分と水分が摂れる「発芽玄米雑炊」が、実用的で健康的です。

備えあれば憂いなし!ですね。

塩麹料理の定番

花井家では、「玄米三五八漬けの素」のデモ販用や営業用にカブを買うことが多く、したがって、カブの葉っぱを料理しなくてはいけないのですが、「塩麹」にはまってからの定番料理は、油揚げと一緒に炒めて塩麹だけで味付けしたものです。

以前は醤油味でしたが、この2カ月ぐらいは塩麹だけの味付けです。

これがまたおいしくって、ご飯は進むし、酒の肴にもなるし…。

カブの葉っぱを洗って5cmぐらいに切り、油揚げを熱湯で油抜きして短冊に切り、フライパンで炒めて、しんなりしたら塩麹で味付けるだけ。

超簡単なので、ぜひお試しあれ!

2011年5月1日日曜日

甥っ子の結婚式

昨日、春日部に住む義姉夫妻の30歳になる長男の結婚式に参列しました。

この義姉の家族とは昭和58年まで3年間お隣り同士で、お互いにマクロビオティックを実践していたので、一緒に食事をしたり、お酒を飲んだり、子育てしたりと、とても仲良くさせていただきました。

今回結婚した長男は、花井家の31歳の長男と29歳の次男の間に生まれたため、実の兄弟のように仲良く育ちました。

庭の境界をなくして砂場を作り、ブランコを置いたりして、ちょっとした公園のようで、近所の子供達のたまり場にもなっていました。

そんな甥っ子の結婚式なので感慨もひとしおでした。

式場は原宿の東郷記念館

(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)の雅楽の生演奏が会場に響き渡り、とても「おごそか」な雰囲気の中で執り行われました。





お嫁さんは、海外青年協力隊でセネガルで知り合ったという大阪の女性でした。


女房(左端)の一族とお嫁さん

そういえば、会場の東郷記念館は、昭和49年に上京してまもなくの頃、たまたま音楽サークルの友達と原宿に遊びに行き、東郷神社の広場?で、まだ売れる前の「ダウンタンブギウギバンド」のコンサートを聞いた懐かしの地なのでした。

大和市の「ヘルスロード」さんでデモ販

4月29日、神奈川県大和市の自然食品店「ヘルスロード」さんの創業37周年記念セールでデモ販をさせていただきました。

今回は「玄米飯炊釜」で炊いた玄米ご飯と七分搗き米ご飯をご試食いただきました。

「玄米飯炊釜」で炊いたご飯は、炭の作用とおひつ効果により冷めてもおいしいので、朝炊いたご飯を夕方ご試食いただいても十分おいしく、デモ販向きの炊飯釜といえます。

普通、炊飯釜の宣伝なのに冷めたご飯をご試食いただくなんて考えられませんから…。

玄米飯炊釜の2合炊きと3合炊き