2011年5月30日月曜日

「玄米飯炊釜」の炊き方

昨日の夜は「ユルベルト」で帰りが遅くなってしまったので、今朝、「玄米飯炊釜」で玄米ご飯を炊きました。

一晩、水に浸けて、火にかける直前に塩(海の精)を少々入れ、強火にかけます。

3合炊きなので沸騰するまでに10数分かかります。(コンロの火力にもよりますが、1合炊きは5~6分、2合炊きは10~12分かかります)

沸騰すると上蓋の穴から勢いよく蒸気が出て、玄米以外(分搗き米、胚芽米、白米)だと澱粉が溶けてすぐにノリが上がるのですが、玄米の場合はノリが上がるまでに30秒~1分かかります。

玄米以外の場合は沸騰したら火を消すだけなので、ノリがきれいに上がらなくても、いつでも絶品のご飯が炊けるのですが、玄米の場合は、ノリが上蓋の周りにきれいに上がると「フタ」になって圧力がかかり、おいしく炊けるのです。

でも「ノリがきれいに上がる」というのが言葉ではなかなか理解されませんので写真に撮ってみました。

これです!このように「きれいにノリが上がる」と玄米がおいしく炊き上がります。

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ノリが上がったら中火にします。

中火といっても、コンロによっても違うし、ガスそのものによっても違いますので、分かりづらいのですが、ノリが下がらない程度の中火です。

あまり弱いとノリがすぐに下がり、下がった後で上がってきません。

もう少し強いと、ノリが下がったり上がったりします。

このぐらいでもいいのですが、もう少し強くして、ノリがしばらく(10~15分)上がりっぱなしぐらいの中火が最適です。

説明書には中火で20~25分と書いてありますが、同じ中火でも上記のように微妙な違いがありますので、時間よりも香りで判断したほうが失敗しません。

好き好きでしょうが、ほんのりおコゲの香りがする直前ぐらいで火を止めるのが好きです。

そのあと、20分ぐらい蒸らして蓋を開け、しゃもじで上下を返してまた蓋をして、5~10分経ってからがおいしいのです。

おひつの効果がありますので、一杯目より二杯目がおいしくなります。

完全に冷めても十分おいしいです。

ご飯のデモ販で冷めたご飯をご試食いただくなんて論外ですが、「玄米飯炊釜」で炊いたご飯は、午前中に炊いたご飯を夕方までご試食いただいくことができるのです。

それでも、おいしい!とおっしゃっていただけます!(^^)!

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