2011年11月22日火曜日

「おむすび茶屋」で玄米飯炊釜の実習

三鷹の「やさい村」村長の大友映男氏より連絡があり、「NPO法人 メダカのがっこう(中村陽子理事長)」が運営する神田神保町の「おむすび茶屋」でスタッフ向けに「玄米飯炊釜」の実習をしてほしいとの依頼がありました。

昨日の夜、「おむすび茶屋」閉店後の午後6時半より、スタッフ4名と常連のお客様2名に「玄米飯炊釜」の炊き方講習をしてきました。

「おむすび茶屋」には、以前「やさい村」より購入した「玄米飯炊釜」の3合炊きがあったらしいのですが、棚から落ちて割れてしまい、窯元から白米用の「飯炊釜」5合炊きを取り寄せて使っているとのことでした。

左が「玄米飯炊釜」3合炊き、右が白米用の「飯炊釜」5合炊き


玄米用に開発した弊社オリジナルの「玄米飯炊釜」と、窯元の白米用の「飯炊釜」の違いをご説明した上で、持参した「玄米飯炊釜」3合炊きと白米用の「飯炊釜」5合炊きで玄米ご飯の炊き比べをすることになりました。

午前中から浸漬していただいていた新米の栃木産のコシヒカリ玄米4合を、3合炊きに1.5合、5合炊きに2.5合に分け、火力の強い業務用のコンロで炊きました。

火力が強く、10分もかからずに沸騰し、ノリの上がるのを待ちましたが、炊飯容量の半分ではなかなかノリが上がりません。

あまり強火にかけていると焦げるので、ノリをあきらめて中火にして、時間は無視して匂いで判断することにしました。

ほんのりおコゲの香りがしたぐらいで火を止めましたが、火力が強く、蓄熱力が高いせいか、だいぶおコゲの香りが強くなり、ちょっと不安になりました。

でも、20分ほど蒸らしてフタを開け、天地返しをして再びフタをしてさらに5分ほど蒸らして試食してみたところ、炭が匂いを吸着するのか、ほとんどおコゲの匂いはしませんでした。


火力が強すぎたせいか、コシヒカリのせいか、ちょっと硬めに炊けました


火力が強く、短時間で沸騰したため、「初めチョロチョロ」の時間が短く、やや硬めのご飯に炊き上がりました。


それでも、皆さん、美味しい、香りがいい、甘みがある、ゴマ塩が要らない、よく嚙める、など、絶賛いただきました。

『おむすび茶屋』のスタッフの皆さんと


ちょっとコツをつかめば、誰でも美味しい玄米ご飯が炊けてしまう『玄米飯炊釜』・・・すぐれものです。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    玄米飯炊釜についてちょうど、どのサイズを選んだらいいのか迷っているところです。
    普段は玄米を一合炊くことが多いのですが、二合用のサイズにしておけば来客時に二合炊けるので便利かな?などと考えていました。
    商品説明に「炊飯容量の1/2以下で炊くことは釜の破損に繋がりますので、おやめください。」とありましたが
    二合用の炊飯釜で一合炊く場合と一合用で一合炊くのでは美味しさに違いが出るのでしょうか?
    ブログを拝見したところ、炊飯容量の半分ではノリが上がりにくいとありましたので、一合炊くことが多いのであれば一合用を購入するか 二合用を購入するのであれば通常炊く量を二合に増やす方が良さそうでしょうか?

    返信削除
  2. 玄米以外でしたら一合炊きでも十分に美味しく炊けますが、玄米の場合は、二合炊き以上のほうが失敗はありません。

    一合より二合、二合より三合、三合より五合のほうが、蓄熱力が高くなりますので、美味しく炊けるのです。

    二合炊きで一合は、ノリが上がりませんが、慣れてくれば、水を多め、火加減をやや弱めにして、少し時間をかけ、香りで判断して火を止めれば、そこそこ美味しくたけるようになります。

    返信削除