2017年6月11日日曜日

入院経験者のお役立ち情報

久々の投稿です。

実は、1月18日深夜、JRの某駅で酔って階段を踏み外し、大腿骨頸部を骨折して救急搬送され、生まれて初めての入院、手術、寝たきりオムツ生活を経験しました。

その時の経験をFacebookに投稿していたのですが、それをまとめたものです。

人生、いつ何が起きるかわかりませんので、何かあった時にお役立てください。
↓ ↓ ↓

「入院経験者のお役立ち情報」もそろそろネタ切れのため、これまでの情報を一挙大公開!

まぁ、こんなことにならないように生活習慣を見直し、特に呑兵衛は「最近、飲み方がやばいなぁ」とか「酔い方がやばい」といった兆候があったら注意しましょう。

注意ができない意志薄弱な方は、きつーく叱ってさしあげますので花井までご連絡ください(笑)。

【セカンドオピニオンを受けよう!】
 
今回、救急搬送された病院でレントゲン検査をした後、主治医より有無を言わさず「人工股関節を入れることになりました」と告げられ、何の疑問も持たずに「はいそうですか」と答えてしまいました。
 
幸い、自己血を採ってからの手術とのことで、3週間の猶予があったため、その間にネットで調べ、人工股関節置換術ではなく骨接合術のほうがいいのではないかとのことになり、主治医に相談するも却下。
 
たまたまFacebookを見ていてくれた高校の同級生の整形外科医がセカンドオピニオンを買って出てくれて後押ししてくれたため、転院して希望どおりの手術をしてもらうことができました。
 
これがよかったかどうかは、まだ1年ぐらい経たないと何とも言えませんが、どんな手術にせよ治療にせよ、納得のできる方法を選びたいのに知識がないので選択肢があるかどうかすら素人にはわかりません。
 
そんな時にセカンドオピニオンを受けられるかどうかが重要になりますので、日頃から相談できる医師を見つけておくことをおすすめします。
 
なかなかできることではありませんが、「医者の言いなりになるな!」
 
【限度額適用認定証を取得しよう!】
 
事故を起こして入院して手術するとなると、まず頭に浮かぶのが高額な医療費のこと。
 
「高額療養費制度」のことは知っていましたが、あとで申請して払い戻しを受けなくてはならず、とりあえず100万円単位で現金が必要になります。
 
すると、入院して間もなく、病院側から「限度額適用認定証」を健康保険の窓口で申請するように言われ、女房に取りに行ってもらいました。
 
これを病院に提出すると高額療養費制度の自己負担限度額までとなり、立て替え払いも払い戻し申請も必要ありません。
 
年収によって自己負担額が変わりますが、とってもありがたい制度です。
 
社会保険でも国民健康保険でも使えますので、ぜひ覚えておいてください。
 
https://seniorguide.jp/article/1002198.html
 
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151
 
【病院探しの裏技】
 
救急搬送された病院から別の病院に転院しましたが、希望の手術をしてもらえる病院がなかなか見つかりませんでした。
 
女房が家の近くの整形外科医院で紹介してもらった病院は、手術が予約でいっぱいだとか、ベッドが空いていないなどの理由でことごとく断られて途方に暮れていたところ、女房が超裏技を考え出したのです。
 
それは消防署に電話して救急車の救急隊員に尋ねるということ。
 
救急隊員は患者の症状によって病院を選んでいるので絶対に知っているはずとの信念で即実行したところ、運よく紹介していただくことができたのです。
 
普通だったらなかなか考え付かないし、考えてもなかなか実行しないものですが、考えて即実行した女房は偉い!!
 
まぁ症状や緊急性にもよるので万能ではありませんが、こんな方法もあるということで覚えておくのもいいでしょう。
 
【栄養士さんに相談しよう!】
 
救急搬送された病院で人生初の病院食を経験し、肉がやたらと多かったので栄養士さんにお願いして肉をやめていただくと、今度は塩鮭の焼いたのがほぼ毎食出るようになったので魚もやめていただきました。
 
朝食は袋入りの食パンと牛乳が出てきたので、朝食は抜いて家から陰陽ライフの「玄米葛シリーズ」を持ち込みました。
 
持ち込みの可否は栄養士さんではなく、看護師さんに聞いて許可をいただきました。
 
学校給食同様、昔と違って強制的にみんなと同じものを食べさせるのではなく、アレルギー等、個別に対応する体制ができているようですね。
 
転院先の病院では初日に栄養士さんとお話しし、肉、魚、乳製品、スイーツ、缶詰めの果物などを抜いてほしいとお願いしたところ、すんなりと受け入れていただきました。
 
ただ、特別に作るのではなく、一般のメニューから上記のものを抜いて調理することが多いようなので、味のバランスが崩れ、美味しさは半減しますが、食にこだわりのある方は、遠慮なく栄養士さんに相談しましょう。
 
嫌なものを食べ続けることは身体に悪いだけでなく、ストレスにもなりますので、遠慮は禁物です。
 
【塩分は身体の要求どおりに摂ろう!】
 
初めての病院食、一品一品の味付けはそれほど減塩ではないのですが、一日の総塩分量を減らしているようで、身体は塩分を要求しました。
 
減塩派ではありませんので身体が要求するだけ塩分を摂りました。
 
おかげで体力を保つことができたし、傷口が化膿せずにすみました。
 
塩をそのまま摂っては喉が渇くだけなので、含塩調味料や含塩フリカケを積極的に摂りました。
 
ご飯が白米だったので、鉄火味噌や胡麻塩、紫蘇のフリカケ(ゆかり)、ワカメフリカケなどを常備して、好きなだけかけていただきました。
 
特に鉄火味噌は入院当初から退院時まで、飽きることなく毎食たっぷりかけていただきました。
 
ご飯にかけるほか、味噌汁に入れて味噌味を濃くすることもできて便利です。
 
また、味噌汁がない時は熱湯で溶いてインスタント味噌汁もできます。
ワカメフリカケを熱湯で溶けばワカメスープになります。
 
看護師さんからは変わり者に見られるかもしれませんが、持ち込みの許可をもらい、遠慮することなく、好きなものを持ち込んで、好きなだけ摂って、塩抜けにならないようにしましょう。
 
【自己望診で体調管理】
 
毎朝、鏡を見られる環境にあれば、ぜひ自己望診して体調管理に役立てましょう。
 
いつもと比べて何が違うかを見ることにより、今の食事が身体に合っているかどうかを診断することができます。
 
一番わかりやすいのは黒目の位置。
 
いつもと比べて真ん中に寄っていれば陽性過多、離れていれば陰性過多です。
 
入院中に野草料理のいただきものが重なってしまった時があったのですが、野草というのは陽性が強い代わりに陰性も強く、食べ過ぎたせいか黒目が離れて一時的に陰性気味になったことがありました。
 
次にアッカンベーした時の下まぶたの裏の色。
 
血行が良ければ赤く、貧血気味であれば白っぽくなります。
 
あとは上下の唇の厚さや荒れ、シワも変わりやすいので見てみましょう。
 
上唇は胃、下唇は腸を表しています。
 
身体が求めているものを食べていればバランスは取れますが、頭で判断して食べてしまうこともありますので、望診が役に立ちます。
 
【万一、寝たきりオムツ生活になったら羞恥心を捨てること!】
 
骨折して寝たきりになると当然オムツ生活になります。
 
初めての場合とてもショックです。
 
生理的に出しづらいということもありますが、恥ずかしくてなかなか出せません。
 
小はともかく大は・・・
 
でも、我慢していると糞詰まりになって、出そうとしても出なくなります。
 
苦しんだ挙句にエアーウンコが出ることもあります。
 
朝、目が覚めると、きょうは出るだろうかと一日が憂鬱になります。
 
浣腸してもダメ。
 
最後はベテラン看護師さんが指で掻き出してくれますが、とにかく痛い!
 
そうならないようにするためには、寝たきりになった時点で羞恥心を捨てること。
 
これに尽きます。
 
【柿渋】 
  
病院には患者、医師、看護師、見舞い客など、いろいろな方がいろいろな菌を持って出入りしています。 
  
相部屋で隣の患者が風邪を引いたりインフルエンザにかかっても隔離してくれませんので、発症するかどうかはともかく、いろいろな菌の保菌者になる可能性があります。 
  
そんな時、柿渋がおすすめです。 
  
うつりそうな時にも、明らかにうつった時にも役に立ちます。 
  
今回、約3ヶ月間の入院中にお隣さんがゴホンゴホンと痰の絡んだ咳をしていたことが何度もあり、56回お世話になりました。 
  
ふだんは飲むと吐きそうになるぐらい大嫌いですが、身体が必要な時は飲めてしまうので不思議です。 
  
昔の漢方の煎じ薬と同じですね。 
  
完全に腐りきっているので(笑)賞味期限もないし、入院生活の必需品です。 
  
https://total-clean.co.jp/kakishibu/k_club/k_work/
 
【入院生活の必需品】
 
昨日、柿渋をおすすめしましたが、まだまだ必需品はあります。
 
1
位 孫の手
2
位 耳かき
3
位 爪切り
 
これらは欲しい時にないとパニックになりますので(笑)、必ず手の届くところに置いておきましょう。
 
以下、あったほうがいいもの。
 
筆記用具
メモ帳
ハサミ
輪ゴム
歯間ブラシ
 
万一、入院生活が始まった時のご参考に(^^;
 
【目のためにはスマホよりもノートPCかタブレットPC
 
スマホがあれば、PCメールも送受信できるし、ネットもFacebookもできるので、入院していても最低限の仕事ができてしまいます。
 
そのため、長時間スマホを見ることになり、目を酷使して視力が落ちてしまいます。
 
日当たりのいい部屋だと日中は画面が見づらく、ますます目が疲れます。
 
本当はデスクトップパソコンを病室に持ち込んで使えれば一番いいのですが、そうもいかないので、ノートパソコンかタブレットパソコンがいいのでしょう。
 
また今度(笑)入院することがあれば、必ずそうします。
 
一度落ちた視力は、なかなか元に戻りませんので・・・
 
【麻酔薬とレントゲンの毒消し】
 
若杉ばあちゃんの新刊「若杉友子の毒消し料理」には載っていない麻酔薬とレントゲンの毒消し。
 
大森英桜先生に聞いておけばよかった。
 
麻酔もレントゲンも極陰性だから極陽性?
 
レントゲンは症状がわかりませんが、麻酔薬はわかります。
 
全身麻酔だったため、一番陰性な部位が麻酔でやられました。
 
退院後は毎食ほとんど玄米食ですが、今のところ効果は・・・わかりません。
 
どなたか食事法、手当法、サプリ等、ご存じでしたら教えてください。

【電話転送サービスが便利】
 
家族が家に常時いる場合は問題ありませんが、不在の場合、もしくは不在にすることが多い場合は電話を転送にしておくと便利です。
 
どこの電話会社でも通常料金プラス数百円で転送サービスがありますので、申し込んでおくことをおすすめします。(家族がいれば入院後に申し込んでも構いませんが)
 
病室は携帯電話禁止のルールがあっても、寝たきりの場合は大目に見てくれますし、車椅子で移動できるようになったら、着信履歴を見て通話エリアに移動してかけ直せばいいのです。
 
また、このサービスは退院後も転送にして携帯電話を手元に置いておけば、電話が鳴ってあわてて電話機のところに移動しなくてすむし、家の中で転倒する危険性を大幅に減らすことができるのです。
 
【マニュアル作成のススメ】
 
入院してまず困ったこと・・・陰陽ライフは一人でやっているので女房は仕事の内容を知りません。
 
営業はできなくてもいいけど、絶対に遅らせてはいけない生産者への支払いと得意先への請求を何とかしなくてはいけない。
 
入院が長期になるとわかった時点で、記憶を頼りにスマホで支払い業務と請求業務のマニュアルを作り始めました。
 
パソコンのどのフォルダーの何ていうファイルを開いてこうしてああして印刷してスキャンしてメールに添付してどこどこに送る・・・まだ手術前で頭がクリアーだったので、ところどころ抜けはありますが、ほぼ間違いのないマニュアルができました。
 
幸い、支払いも請求も、たぶん金額を間違えることなく、遅れずにできたのでよかったのですが、入院して即手術だったら麻酔や抗生剤漬けで頭が働かず、マニュアルもできなかったかもしれません。
 
そこで、万一のことを考えて、健康なうちにマニュアルを作っておくことをおすすめします。
 
年齢によってはエンディングノートでも構いませんが(笑)。

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