2015年3月10日火曜日

「玄米飯炊釜」のヒビ

玄米飯炊釜」のよくある質問。

Q:ヒビが入りましたが大丈夫でしょうか?

A:水が漏れなければ大丈夫です。水が漏れてもお粥を炊いて一晩置けば目が詰まって使えるようになることが多いです。





そもそも土鍋の「ヒビ」とは何なのか?

伊賀焼で有名な「土楽」さんのサイトにわかりやすく説明されています。

http://www.1101.com/store/donabe/bear_demerit.html#_04

釉薬のかかっているところのヒビは「貫入(かんにゅう)」、かかっていないところのヒビが「ひび」ですが、いずれも問題ないどころか、

「鍋底の裏に入るひびは伊賀の土鍋に必ず起こる現象で、このひびが入ってからどんどん煮えやすくなり、鍋が成長していきます。」

「実はこの貫入とひびが、土鍋の膨張を分散させ、ぱっくり割れるのを防いでいるのです。」

「この貫入とひびが入ることがとても大事なのです。」

だそうです。

(「玄米飯炊釜」も伊賀の粘土を使っています)

万一、ぶつけたり落としたりして、お粥を炊いても水が漏れるようなヒビが入ってしまったら、炊飯はあきらめて、焼き芋や焼きトウモロコシ、焼きカボチャ、炒り玄米、黒炒り玄米茶、マコモ茶、ポップコーンなど、焼いたり炒ったりするのにお使いください。

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