2014年9月12日金曜日

「玄米飯炊釜」1合炊きで1合の玄米を美味しく炊く!(^^)!

先日、某自然食品店で「玄米飯炊釜」の実演をした際、

前日の夜に玄米の浸漬をお願いしてあったのに忘れられてしまい、

これまで100回以上のデモ販史上初めてのことで、

説明書に書いた浸漬しない炊き方では時間がかかり過ぎるし実演にならないし、

あーどうしようどうしようと悩んだ末、

以前、浸漬せずに玄米を炒って炊いた経験があったので、

さっそくマスタークックで3合の玄米を炒ってみることにしました。

水をやや少なめに入れていつもどおりに炊いて20分蒸らしたところ、

ぼそぼそに炊き上がり、大失敗(>_<)

炭のおかげで不味くはないのですが、美味しいのを食べ慣れているので美味しくない(-_-;)

お客様には「本当はこの10倍は美味しいですから・・・」と言い訳しました。

今後もないとは言えないので、この方法を極めてみようと、

1合炊きで1合の玄米を炊いてみることにしました。

「玄米飯炊釜」は2合炊きと3合炊きは簡単に美味しく炊けるのですが、

1合炊きは少しテクニックが要るのです。

その1合炊きで浸漬しない1合の玄米を美味しく炊いてみようとチャレンジ。

まずは1合の玄米を炒ります。

炒り過ぎるとぼそぼそになってしまうので、プチッと1粒はぜたところで2.2合の水を入れます。

蓋をして中火にかけます。

沸騰までに10分以上かかるぐらいの火加減がポイント。

「初めチョロチョロ~」が短すぎると美味しく炊けません。

水を多めに入れたせいか、ノリがきれいにあがりました。


ノリが下がらない程度の中弱火にします。

精米した米の場合はデンプンが水に溶けて白濁したノリが上がりますが、

玄米の場合は初めは透明のノリが上がります。

水を吸ってゆっくりと膨らみ、外皮が破れてデンプンが水に溶け、5分ぐらいで白濁します。



20分ぐらいで水がなくなる香りに変わり、しばらく待ってオコゲの香りがし始めたら火を止めます。

20分蒸らして蓋を取ると・・・少しだけカニ穴もできて美味しそうに炊けています。


食べてみると、少しパサパサしますが、まずまずの出来(^^)

次回は炒り加減をもう少し弱くして、水を2.3倍にして炊いてみます。

1合炊きをお持ちの方、時間がない時にぜひお試しください。

あっ、炒るのは別の鍋でお願いします。

「玄米飯炊釜」で炒ると、ヒビ割れの原因になりますので、自己責任でお願いします<(_ _)>


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