2018年6月29日金曜日

黒米と松本光司先生のこと

5年前の2013年6月29日のFacebookの投稿ですが、黒米と松本光司先生のことや在来品種のお米のことなど、備忘録としてブログに残しておきます。
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きょうは新百合ヶ丘の自然食品店「ナッチュ」さんでデモ販をさせていただきました。
昨日の「イノチの糧屋」さんの姉妹店ですが、新百合ヶ丘は街が新しいせいか、お客様の年齢層は若いです(^_^;)
デモ販内容は昨日とまったく同じで、「玄米飯炊釜」で玄米ご飯を炊き、「陰陽あわせ味噌」を熱湯で溶いただけの味噌汁と、「活き生き塩麹、「玄米三五八漬けの素」、「手づくり醤油の素」のモロミに漬けたキュウリの浅漬けをご試食いただきました。

昨日より一段と暑く、外だったので、熱中症予防に味噌汁をチビチビ飲んで塩分と水分を補給しました。
玄米はお店で扱っている「滋賀旭」という大粒の在来種の選抜種に初挑戦。


昨日の夜から倍の水に浸け、「イノチの塩」を少々入れて強火にかけ、沸騰してノリが上がってから中火で25分ぐらいでほんのりおこげの香りがしてから火を止め、20分蒸らして蓋を開けてみると・・・しっかり火が通っているのに噛みごたえがあり、甘みのある大粒のご飯でした。
在来品種でもこんなに美味しいのに、なぜ品種改良してしまうんだろうと説明書を読むと、「滋賀旭」は晩稲(おくて)だったため早稲化の波に乗れなかったとのこと。
滋賀県の農家のグループが県農業試験場から10粒の籾を譲り受けて1年で2万粒に育て、出荷できる量にするまでに3年かかったそうです。
そういえば、いまでは一般的になった黒米も、30年以上前、現リマ・クッキングスクール校長の松本先生のお知り合いの静岡の農家の方が中国から一握りの籾を持ち帰り、少しずつ種用に増やして、松本先生が農家を回って作付けを増やし、ある程度収穫できるようになった段階でオーサワジャパンが商品化したという経緯がありました。
F1対策としても、このような在来品種を応援したいものですね。
そうそう、夕方来られた小学1年の女の子が玄米ご飯を何度もおかわりし、「美味しい、美味しい」を連発。
お母さんとお父さんと4歳の男の子も試食され、買うと決めたようですが、3合炊きでは子どもが大きくなれば足りなくなるとのことだったので、重いけど5合炊きもありますと説明したところ、持ってみたいとのご要望をいただき、あれこれ考えて、来週3日にリマ・クッキングスクールの会場に3合炊きと5合炊きを持ち込んでご飯を炊くことになっているので、終わったあとで「ナッチュ」さんに持ってきます、とつい言ってしまいました。
うん、まぁお客様が喜んでいただけるのなら・・・てなわけで、また来週新百合ヶ丘に行くことになりました(^_^;)

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