2011年6月6日月曜日

紫陽花(あじさい)色づく

毎朝の犬の散歩コースに紫陽花があります。

ほかの花にはあまり興味はないのですが、なぜか紫陽花は好きなのです。

毎日少しずつ大きくなり、初めは色が付いていないのに、大きくなるにつれて色づいてくるのですね。


5/20

5/27

5/30

5/31

6/1

6/4

6/6

6/7

6/9 重みで下がってしまいました

6/10

6/12 あじさいロードの全景

6/14

6/19

初雁木材の感謝祭に出店

昨日(6/5)、自然素材の住宅や家具を作っている埼玉県朝霞市の初雁木材のはつかり感謝祭に三鷹の「やさい村」のブースでお手伝いをさせていただきました。

一昨日の西荻窪のチャサンポーに続き、一般の方々を対象としたデモ販でした。

特に今回は地域の方達の参加がほとんどで、お子様連れの家族も多く、アットホームな雰囲気でした。

天候にも恵まれ、500名ぐらいが来場されたでしょうか。

「やさい村」のブースでは、有機野菜や天然酵母パンの販売のほか、オーガニックビールやワイン、日本酒なども販売しました。

その一角で「玄米飯炊釜」で炊いた五分搗きご飯と「玄米三五八漬けの素」で漬けたカブときゅうりをご試食いただきました。

また、新商品の「有機玄米 塩麹の素」の熟成したものの味見もしていただきました。

お祭りなので食事とお酒がメインで、モノを買うという雰囲気ではなかったのですが、「三五八漬けの素」も「塩麹の素」も「おいしい!」と喜ばれ、予想以上に売れました。

今回は「玄米飯炊釜」で炊いたご飯のおにぎりを売ろうと、昨年特注した業務用の釜で五分搗きご飯を炊いて、おにぎりにして販売しました。

業務用の玄米飯炊釜は家庭用のコンロでは火力が弱くて炊けないため、なかなか炊く機会がなかったのですが、「やさい村」からキャンプ用のコンロを持ってきていただいて初めて炊くことができました。

何合炊けるかもわからないので、とりあえず6合を炊いてみました。

業務用コンロより火力が弱く、なかなか沸騰しなかったのですが、なんとか炊くことができました。


左が3合炊き、右が業務用
左の3合炊きでも5kg近くありますので、業務用の巨大さがおわかりいただけるでしょうか。

デモンストレーションとしては目を引くのですが、子供がぶつかったり触ったりしないように、常にガードしながら炊きました。

「長本兄弟商会」でデモ販

デモ販が続き、4日ぶりの投稿になりました。

ちょっと長くなりそう…。

一昨日(6/4)、日本の有機八百屋の草分けである西荻窪の「長本兄弟商会(ナモ商会)」でデモ販をさせていただきました。

ナモ商会は1975年創業なので、今年で36年になります。

その当時、マクロビオティックを始めたばかりの二十歳の学生でしたが、ナモ商会まで自転車で15分ぐらいの杉並区高井戸東の四畳半のアパート(もちろん共同トイレ、風呂なし…当時は当たり前)に住んでいて、ナモ商会の3階にある「ほびっと村学校」でヨガサークルを主宰したり、毎週さまざまな分野(健康法、有機農業、反原発、宗教など)の講師を招いてお話を聞く「金曜講座」のスタッフをしていましたので、週に2~3回は通っていました。

金曜講座では主にマクロビオティックの講師を担当し、日本CI協会会長の桜沢里真先生を初め、大森英桜先生、佐々井譲先生、阿部一理先生、東京芸大教授の三木成夫先生らをお招きしました。

謝礼は交通費込みで3千円でしたが、皆さん受け取りを拒否されました。

3回来ていただいた大森先生は3回とも徹夜になったり、三木先生は一杯引っかけて高座に上がる落語家にあこがれて一度でいいから酒を飲んで講演をしたいとのたっての願いを受け入れ、真っ赤な顔で気分よさそうにお話されていたのが昨日のことのようです。

担当は違いましたが、まだ20代だった若き運動家の菅直人氏を呼んだこともありました。

講演が終わってからも、参加者と車座になって熱く語っていた菅さんの姿が目に浮かびます。

まだ2~3歳だったいしだ壱成が今と同じ顔をして「ほびっと村」中を走り回り、みんなから「いっせい、いっせい」と可愛がられていました。

「ほびっと村学校」に行くと必ず寄ったのが一階のナモ商会でした。

ヨガサークルは日曜日の午前中に開いていたので帰りに野菜を買い、金曜講座は夜なので先に買い物をすませたのですが、講座が終わってから閉店後のナモ商会を覗くと必ず酒盛りをしていました。

その後、オーサワジャパンに入社して営業担当になってから、まだオーサワと取り引きのなかったナモ商会に取り引きのお願いに伺ったところ、代表の長本光男氏(通称「ナモ」)からは「八百屋だからオーサワの商品はいらないんだ」と振られっぱなしだったのですが、何年か経って、「京子(ナモの奥さん)がオーサワの商品を気に入ってる」と言われて念願かなってお取り引きをいただきました。

そんな学生時代の一番いい時期にいい出会いといい刺激を受けた「ほびっと村」のナモ商会でのデモ販は毎回とても感慨深いものがあります(今回3回目)。

今回は、4日、5日と「西荻茶散歩(チャサンポー)」というイベントがあり、ナモ商会も初めてチャサンポー店に加わったため、そのデモ販のお手伝いをさせていただきました。

チャサンポーとは(パンフレットより)

「西荻茶散歩」とは西荻に点々と広がる58のお店が中心となり開催するイベントです。
49のチャサンポー店では無料のお茶を、9つのチャサンポー飲食店では嬉しい特典が楽しめます。

チャサンポーマップ(5月上旬に各店で配布、サイトにて公開予定)を片手に「やかんマーク」を探して
みませんか?とがった店からまあるい店まで、初夏の西荻をのんびりと散歩しましょう♪

いつもは人通りがそれほど多くないナモ商会の前の通りをチャサンポーのパンフレットを持った若者がひっきりなしに行き来していました。

ナモ商会の入口には手づくりのチャサンポーの「やかんマーク」がゆらゆら揺れています。


手づくりの「やかんマーク」がゆーらゆら
「ナモログ」(ナモ商会のブログ)より
光り輝く「やかんマーク」
 お店の前で京子店長と冷たい「さらさらきれい茶」、「玄米飯炊釜」3合炊きで炊いた玄米ご飯と1合炊きで炊いた七分搗きご飯、「玄米三五八漬けの素」で漬けた大根、人参(京子さん作)、カブ、きゅうり(花井作)をふるまいました。


200個持参した紙コップが夕方には全部なくなりましたので、デモ販でご試食ご試飲をしていただいたお客様の数としては過去最高となり、20数個あった「玄米三五八漬けの素」が早々と完売したりと、記録づくめの一日でした。

一番の収穫は、一般の方々にも十分おいしさが伝わったということでした。

いつもは自然食品店のご来店客が対象でしたので、一般のお客様にご試食いただくのは初めての経験でした。

中でも、「おいしい、やばくねー」とか言って「三五八漬けの素」を買われた学生っぽい女性が印象的でした。


2011年6月2日木曜日

万能の塩麹 洋食にも

本日、流山の自然食品店「真澄屋」さんに今月15日のデモ販の打ち合わせに伺ったところ、スタッフの方から、「先月、読売新聞にも塩麹が紹介されていましたよ」とお聞きし、さっそく調べてみると、5月18日の読売新聞にタカコ・ナカムラ師匠の記事が紹介されていたのですね。

真澄屋さんのHPより

ちなみに、15日の真澄屋さんでのデモ販では、これまでの「玄米飯炊釜」で炊いた玄米ご飯と分搗き米ご飯に「玄米三五八漬けの素」で漬けたきゅうりとカブのセットだけではなく、「有機玄米 塩麹の素」で漬けたキャベツときゅうりの浅漬けにお吸い物もつけてご試食いただくことになりました。

お楽しみに(^O^)/

http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/cooking/20110518-OYT8T00645.htm

日本の伝統食が見直される中、(こうじ)を使った調味料「塩麹」が、注目を集めている。

家庭でも1週間程度で作ることができ、幅広い料理に活用できる。

麹は、米や麦などに麹菌を繁殖させて作る。

たんぱく質のうまみやでんぷんの甘みを引き出す働きがあり、みそやしょうゆなどの調味料や日本酒の仕込みに欠かせない。

塩麹は、米麹と塩、水を混ぜて熟成させたもの。

麹の米粒が少し溶けて白く濁り、とろみがあり、見かけは甘酒のよう。

なめるとしょっぱくて、後でほんのりと甘みが残る。

昔から野菜や魚の漬け床として使われてきた。

麹が伝統的な発酵食品と注目され、最近は、調味料として飲食店などでも使われている。

「手で麹を丁寧に混ぜることでおいしく仕上がります」と話すナカムラさん

麹を使ったレシピを提案している料理研究家のタカコ・ナカムラさんは、「塩麹は食材の自然なうまみを引き出す万能調味料。

洋食やイタリアン、エスニック料理にも合います」と話す。

ナカムラさんに塩麹の作り方を教わった。

麹には「乾燥麹」と「生麹」の2種類があるが、生麹の方が下準備がいらず、すぐに使える。

地域のスーパーなどで入手が難しい場合は、インターネット通販でも購入できる。

〈ボウルに麹を入れ、手でほぐす。塩を加え、全体をよく混ぜたら、水を加えて混ぜ、蓋付きの保存容器に移す。常温で5~7日置き、1日に1回は、空気を混ぜ込むようにかき回す〉

作った時は塩気が強いが、熟成が進むと、味がまろやかになる。

毎日なめると味の変化が分かる。

「熟成したら、混ぜる必要はなく、冷蔵庫で3か月間は保存できる」とナカムラさん。

塩麹を使った料理も教えてもらった。

塩麹焼き鳥は、焼く前に、食材に塩麹をまぶすだけで、風味がぐんとアップする。

〈鶏肉は一口大に切り、日本酒をまぶした後、塩麹をすりこみ、約1時間置く。ズッキーニ、ナスは1センチに輪切り、新タマネギはくし形に切り、塩麹であえておく。竹串に肉、野菜を交互にさして、魚焼きグリルで火が通るまで焼く〉

鶏肉は、西京漬けのように、甘みが加わり、香ばしくうまみが凝縮。

しょうゆやみそとは違う独特の味わいだが、くせがなくて食べやすい。

魚介と夏野菜の塩麹マリネは、塩麹と食材をあえて作る。

〈タコ、ホタテは食べやすい大きさに切る。キュウリ、パプリカは乱切り、プチトマトは半分に、新タマネギは薄切りに。ボウルに塩麹とオリーブオイル、塩、コショウを混ぜたマリネ液を作り、材料を入れてあえる。皿に盛りつけてバジルを飾る〉

塩麹が野菜の甘みを引き出し、素材の味がくっきりと際立つ。

ナカムラさんは、「自宅でみそを仕込んでいた頃は、地域に麹屋があったが、今では軒数が減っている。日本独自の麹文化を残すためにも食卓に麹を取り入れてください」と話している。

塩麹(麹150g/塩50g/水170cc)

材料(2人分)

塩麹焼き鳥

鶏もも肉1枚(約200g)/ズッキーニ1本/ナス1本/新タマネギ1個/プチトマト4個/日本酒適量/塩麹大さじ1杯/コショウ適量

魚介と夏野菜の塩麹マリネ

ゆでタコ60g/ホタテ(刺し身用)2個/プチトマト8個/新タマネギ1/2個/キュウリ1本/パプリカ1/2個/塩麹大さじ1杯/オリーブ油大さじ2杯/塩、コショウ、フレッシュバジル適量

(2011年5月18日  読売新聞)

携帯電話の電磁波「発がんの可能性も」 WHOが分析

昨日の朝日新聞に『携帯電話の電磁波「発がんの可能性も」 WHOが分析』と題して記事が掲載されました。

携帯電話の電磁波の害がようやく世界に認められたわけですね。

でも、電子レンジは「発がん性との関係はない」とのことで、疑問が残ります。

http://www.asahi.com/science/update/0601/TKY201106010707.html

世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は31日、携帯電話の電磁波と発がん性の関連について、限定的ながら「可能性がある」との分析結果を発表した。耳にあてて通話を長時間続けると、脳などのがんの発症の危険性が上がる可能性があるといい、予防策としてマイク付きイヤホンの使用を挙げている。

 フランス・リヨンで31日まで開かれた作業部会で、14カ国の専門家31人が議論し、携帯の電磁波について、五つある発がん性分類で上から3番目の「可能性がある」に位置づけた。IARC分類は、各国が規制措置をする際の科学的根拠となるため、今後、規制論議が始まる可能性がある。ただ、動物を対象にした研究では明確な関連性がないとした上で、今後、長時間携帯を使う人などを対象にした研究を重ね、さらに分析を進めるべきだとした。

 電話回線を通じて31日記者会見した作業部会のジョナサン・サメット委員長(米南カリフォルニア大学)は、「(脳のがんの一種である)神経膠腫(こうしゅ=グリオーマ)や、耳の聴神経腫瘍(しゅよう)の危険を高めることを示す限定的な証拠がある」とした。
 検証した過去の研究では、1日30分、10年以上の携帯使用で、グリオーマの危険性を40%高めたとの報告があるが、発がん性が明確に証明されたとまでは言えないという。

 一方で、同じく電磁波を出す電子レンジやレーダーを職業上使う場合や、ラジオやテレビ、各種無線通信に日常生活で触れる場合も同様に検証したが、発がん性との関係はないとも結論づけた。

 会見に同席したIARC幹部は、メールなどの文字を打つ形での携帯電話の使用は、発がん性との関連はないと説明している。ただ、音声通話の際は「長期的な人体への影響を考えるならば、イヤホンを使うなどの予防策がある」と述べた。(ジュネーブ=前川浩之)
     ◇
 〈発がん性分類〉WHOの一機関である国際がん研究機関(IARC)が判断する、人間への発がん性の危険度。(1)発がん性がある=グループ1(2)おそらくある=グループ2A(3)可能性がある=グループ2B(4)あるかどうか分類できない=グループ3(5)おそらくない=グループ4、の五つの分類がある。(3)には、殺虫剤や人工着色料に含まれる化学物質など約240が挙げられている。コーヒーも膀胱(ぼうこう)がんとの関連で(3)に分類されている。

■「根拠はまだ限定的」
 WHOの国際がん研究機関(IARC)が、携帯電話の電磁波を、「発がん性の可能性がある(グループ2B)」に分類した。ただ、「2B」は発がん可能性があるという分類の中では根拠が弱いレベルで、物質のほか、職業としても消防士やドライクリーニングの従業員などがこの分類に指定されている。

 IARCは多数の論文を検討した上で、「根拠はまだ限定的。さらなる研究が必要」とも言及している。
 電磁波とがんの関係は、携帯電話が広く使われ始めた1990年代から指摘され、世界中で様々な研究が行われているが、まだ確定的な結論は出ていない。

 97年にできた総務省の委員会が実施した動物実験や、約430人を対象に行った調査では、携帯電話と脳腫瘍や聴覚神経のがんの発生との因果関係は証明できなかった。IARCの決定に対し、世界各国の科学者たちが作る団体は「時期尚早の決定」と批判するコメントを発表している。

 それでもIARCがこのような決定をしたのは、少しでも健康に害を及ぼす可能性があるものは早めに注意喚起する、というWHOの「予防原則」からだ。

 携帯電話は多くの人の日常生活に欠かせない。結論が出ていない段階で過度に恐れる必要はないが、一方でリスクはゼロでないことを理解し、使用することが必要だろう。(大岩ゆり)

2011年6月1日水曜日

「有機玄米 塩麹の素」

新発売の「有機玄米 塩麹の素」を自然食品店に営業するにあたり、商品そのものをお渡ししても、皆さん、お忙しくてなかなか作っていただけませんので、「塩麹」にして持っていくことにして、マルカワみそさんから2㎏詰めの業務用を仕入れ、せっせと仕込んでいます。


もう4㎏分を作りました。


蓋を取ると…



顔を左90度に傾けてご覧ください
(なぜ回転しないんでしょう?)
 



第二期の始まり

陰陽ライフ株式会社は昨日5月31日に第一期の決算日を迎え、本日より第二期が始まりました。

会社を設立したのが昨年6月10日なので、あと10日で創立記念日も迎えます。

その前日の6月9日は女房殿の誕生日なので、二日続けてお祝いしなくてはなりません!(^^)!

この一年、いろいろなことがありました。

あっという間に過ぎた一年でしたが、経営的にはともかく、多くの出会いがあり、充実した一年でした。

サラリーマン時代にはブログとかFacebookとか、好き勝手な発言はできませんでしたが、今はこうして誰に気兼ねすることなく、自由に発言することができます。

その分、責任は重いし、そう簡単に売上は上がらないし、一人で何から何までこなさなくてはならず、サラリーマン時代より大変な面もありますが、やりがいはあります。

好きな商品を開発して営業に回り、お客様に喜んでいただくことが大きな喜びです。

これからも、どうぞよろしくお願い致します。